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category :    論理力養成ギプス講座

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論理力養成ギプス講座      其の壱

このコーナー名を見て、矢も盾もたまらずクリックしてしまったあなたは40歳以上。子どものころには、「ウサギ飛びごっこ」をして遊んだ経験があると拝察します。そして、今抱える悩みのひとつは住宅ローンのほかに、社員(職員)教育のこと。「ウチの社員(職員)は全然論理的に物事を考えられないタイプが多すぎる。人に物事伝えるのも下手」。当たりでしょ?

そこで、当コーナーでは、手っ取り早く「論理力」が身に付いたような気分になる三種の秘儀を伝授いたします。ただし、あくまでも「ギプス」なので即効性が優先です。本当に使用している方の身につくかどうかは、今後流す血の汗と涙の量にかかっていますので、ご注意を。



1 「目的」「対象」によって「優先順位」を意識せよの巻 1/2

わしの名は「論理一徹」。最近、「カスタマーサティスファクション(CS)」だの「アカウンタビリティ」だの、わけの分からん横文字が世の中を跋扈しとる。なにぃ、跋扈(ばっこ)の意味がわからんじゃと?!辞書を引け辞書を!昔からある言葉を知らんで、なんで外来語に飛びつくんじゃ。だからイメージばかり先行して、会社の中での共有理解が進んどらん。この間も、とある企業の研修で、「CSR」の定義と具体事例を聞いたら、正確に答えられたものは半分もおらんかったぞ。これで「企業の社会的責任」が果たせるかあっ!

そもそも、論理とは何のためにあるのか。「代表からのメッセージ」で田原とやらが「見える化」などとたわけた言葉をつかっとったが、要は、話を分かりやすく、受け入れやすくするためのものじゃ。ならば基本は、「相手をよく見る」ということに尽きんかの?子どもには、子ども向けの言葉と話し方、目上の人に対しては、それなりの言葉遣いと作法が必要じゃ。巷には、情報は3点までに絞って伝えよ、ロジックツリーで情報を整理せよなどというテクニック…いや言語技術を振りかざすやつがおる。が、まず大切なのは何のために、誰に向かって情報を伝えとるか、目的と対象を明確にすることじゃ

例をあげよう。得意先にアポ変更を伝える場面を想像してほしい。
ほとんどいっとることは変わらんのに、なんか印象が違うのう。何が違うんじゃろう?考えてほしい。



A:うっかりして、予定をダブルブッキングしていました。大変申し訳ありませんが、お伺いする日を明後日に変更いただいても構わないでしょうか。

B:大変申し訳ございません、お伺いする日を明後日に変更いただいても構わないでしょうか。うっかりして、予定をダブルブッキングしていました。
 

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論理力養成ギプス講座      其の壱

1 「目的」「対象」によって「優先順位」を意識せよの巻 2/2

前回の掲載から1カ月経ってしまったのう。下のA,B2つのセリフが与える印象について、考えて欲しいというのが出題じゃった。再掲するぞ。



A:うっかりして、予定をダブルブッキングしていました。大変申し訳ありませんが、お伺いする日を明後日に変更いただいても構わないでしょうか。

B:大変申し訳ございません、お伺いする日を明後日に変更いただいても構わないでしょうか。うっかりして、予定をダブルブッキングしていました。




どうじゃ、印象は? おそらく、Bの言い方に好感をもった人が多いんじゃないかのう。

それは、お前さんが内心「お詫び」を期待しとったからじゃよ。Aは理由説明→詫びの言葉→何をしてほしいか(依頼)であるが、Bはまずお詫びと依頼が来てから理由を述べとる。聞きやすい、受け入れやすい表現とは、その人が期待しているものが真っ先に来るものなんじゃちなみに、話し手が一番伝えたいのは「明後日にせい」ということ。Aはいわば一番どうでもいい「ダブルブッキング」という情報が前に来てしまっている、効率の悪い表現じゃ。あんまり印象も良くなかろう。


こんな短い表現でも順序次第で印象が違う。さらに複雑なことを伝えるのときには、もっと注意が必要じゃ。相手の求めていることは何か、自分の伝えたいことは何か、幹と枝葉と区別し、ムダな部分は切り捨て、整理しとかねばならん。そうせんと伝わるもんも伝わらんようになる。そのためには、先ほど言ったように、まず目的と対象を明確にすることが必要じゃとわしは思うが、どうかな?



一徹からの論理指南 その壱

1.まず、何のための、誰に向けた話なのか、「目的」「対象(相手)」を明確にする。
2.同じ内容でも、伝える順番によって、与える印象が異なる。1により、「優先順位」を決めるとともに、「ムダ」をできるだけ切り捨てること。




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論理力養成ギプス講座    其の弐

手っ取り早く「論理力」が身に付いたような気分になる「論理力養成ギプス講座」。第1回目のポイントは、…なんでしたっけね。度忘れした人は前回をクリックしてください。さて、今回は三種の秘儀のうちの2つめ、「ロジック・ツリー入門」です。登場するのは野球の…ではなかった、論理の鬼、一徹とその息子です。2回に分けてお送りします。


ロジック・ツリー登場!の巻 1/2

息子:「父ちゃん、この四角と棒と組み合わせた図を描いて何になるの?」
一徹:「男の子はぐずぐず理屈をこねるなっ。黙って練習せい!」
息子:「だって…論理って理屈だよ」
一徹:「むぅっ、この一徹、間違っておった。すまん、この通りじゃ!」

息子:「…父ちゃん、もういいよ、畳から顔をあげてよ。それより早く教えておくれよ」
一徹:「これは論理を明らかにする道具じゃ。ある問いに対する答えを見つけるためにのに、判断の根拠を集めピラミッド型にして考えるものよ。そうすれば、複雑な問題の解決もおのずと朝飯前になる。名づけて、『ロジック・ツリー』!」

一徹:「例えば、『巨人軍は永久に不滅です』という考え方があるとする。それに説得力を持たせようとすると、何を言えばいいかな?」
息子;「え?『永遠』じゃなかった?」
一徹:「『永久』じゃ。球団の親会社が出している雑誌で確かめた。そして、大辞典によると、永久が「いつまでも限りなく続くこと」であるのに対し、永遠は「いつまでも果てしなく続くこと。時間を超えて存在すること」という意味なんじゃ」
息子:「ふーん、ちょっとニュアンスが違うな。考える前に、言葉の定義をすることが大切なんだね。とりあえず手を動かして書いてみるよ」

    ロジック・ツリー1
            息子が書いたロジック・ツリー1

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論理力養成ギプス講座  其の弐

父ちゃんの指導を仰ぎながらロジック・ツリーに挑む息子。果たして評価はいかに!


ロジック・ツリー登場!の巻 2/2

息子:「父ちゃん、これでどうだい?」

ロジック・ツリー1

一徹:「なになに?、『シゲオがそう言ったから』とな。この場合、『巨人軍は永久に不滅です』を主張(結論)、理由としてあげた『シゲオがそう言ったから』は主張に対する根拠(理由)というのじゃ。つまり、この考えは、シゲオのセリフ一つで支えられとる。そして、この構造自体を論証というわけじゃ」
息子:「根拠って一つでいいの?」
一徹:「いいや。複数あったほうがいい。その中から特に、信用できる情報源から得られたものを選ぶと説得力が高まるんじゃ」

息子:「…このシゲオさんが言うことって、信用できたっけ…」
一徹:「感性の人じゃからのう…。そういう意味では、健全な論証とは言えんかもしれん」
息子:「健全って?」
一徹:「英語で言う‘sound’よ。『確からしい』ということなのじゃ」

息子:「わかった。信頼できるところから得られる根拠であるほど、それと、根拠の数が多いほど、主張は強くなるんだね父ちゃん!」
一徹:「論理を図式化するものは、マトリックスやら特定要因図やら、いろいろある。でも、おそらくもっとも一般的なものがロジック・ツリーじゃ。思考の過程で使うだけでなく、プレゼンテーションのときの小道具としても使える」

息子:「でもこのロジック・ツリーじゃ、説得力ないよね・・・」



一徹からの論理指南 その弐

「ロジック・ツリー」とは論理構成を図式化する便利な道具




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論理力養成ギプス講座  其の参

プロ野球のペナントレースも終盤を迎えるこの頃、一徹と息子のバトルもクライマックスを迎える?!
論理力養成ギプス講座、第三弾!



ロジック・ツリーは万能にはあらず!の巻 1/3

息子:「今度は『巨人は来シーズン優勝する』をロジック・ツリーで考えてみたいんだけど」
一徹:「論題(イッシュー)を立てるわけじゃな」
息子:「ロンダイ?異臭?父ちゃん、何それ?」
一徹:「今から考えるべき問題のことじゃよ。ある答えを出したい事柄について、『?』で終わる形での問いかけ文にすると取り組みやすい」

息子:「じゃあ『来シーズン、巨人は優勝するか?』だね。主張はもちろん「巨人はぶっちぎりで優勝する」にするよ!」

一徹:「こらぁっ、あいまいな言葉を使ってはいかん!『ぶっちぎり』とはどのぐらいを想定しておるのじゃ」
息子:「…10ゲーム差ぐらいだよ」

一徹:「ならば『巨人は2位以下と10ゲーム差以上をつけて優勝する』と数値を使って具体的に示さんと。主観的な表現は、できるだけ客観的表現に置き換えんといかん

息子:「そうか、わかったよ!今から、全力でロジック・ツリーを書くよ!」

ギプス2

       「息子の書いたロジック・ツリー」


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