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archive : 2012 年 01 月

社内英語公用語化

社内英語公用語化という表記でいいのか、正確を期して英語社内公用語化とすべきなのか、そんなことはどっちでもよい。楽天が英語をofficial languageにするというニュースは世間を驚かせた。

とあるセミナーで、楽天が今夏完全に英語化するにあたっての移行期の現状が聴けるという。先週、さっそく出かけてきた。話によると、やはり、社長のようなセミバイリンガルならざる多くの社員の方々にとっては、大変な負担らしい。

聴きながら、以前あったルーマニア人のことを思い出した。フランス語、ドイツ語、ロシア語、スウェーデン語など8カ国語に堪能だとの事実に、私は驚嘆の声を上げたが、彼女はちょっとスラヴなまりのある英語でこう言った。

「母国語だけでは食べていけないのですよ」

食料自給率は低いが、仕事の供給・需要とも自給率100%であった日本。しかし、国内市場の縮小は目に見えている。国力は低下し、他の国への依存度は確実に高まっていく。英語化がいい、悪いという議論以前に、もはや日本語だけで食える時代は終わったのだ、と改めて思った。

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寒波襲来

最低気温-1℃。LC研究所のある、海に面する温暖な西神戸で気温が0℃を下回ることなんてめったにない。当然のごとく車は渋滞、電車は遅刻し、登校する子どもたちは物珍しげに凍った水たまりをつついていき、大人はあちこちでコケまくっている。物心両面で寒さへの備えがないのだ。

東北の皆さん、どうですか。そちらは寒いことでしょう。今、何が一番つらいですか。痛いところはありませんか。こんなちっぽけな寒さに凍えながら、皆さんのことを思っています。ぜひ、お話を聞かせてください。

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トンデモ講師

論理力を身につける、あるいは論理力を使った問題解決を主な専門にしているつもりだったが、最近やたら文章力の講師の依頼が多い。

定型的作成ルールを伝えるシンプルなもの以外、つまり説得力のあるビジネス文書の書き方やプレゼンテーション資料の作成方法などは、「ロジカル・ライティング」と解釈、喜んでお引き受けしている。

ところが、年末に実施した「ロジカル・ライティング」研修報告書の督促を年始に受け、ちょっと恥ずかしい思いをしたうえ、あわてて作成したその報告書の提出をさらに忘れ、本日再度督促を受けてしまった。

報告書なんて食品と同じ。どんなおいしい味付けをしたつもりでも、賞味期限を過ぎればただのゴミと化す。こんな仕事をしているんだから、特に気をつけないと。「ホントにダメな、ダメな私、いつまで経っても、ダメな私ねぇ~注*」と大昔の演歌が頭に鳴り響く今日のタハラである。

 *著作権の関係上、歌詞をちょっぴり変えています。

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しもやけ

たまたま血の巡りの悪い奴が集まったのか、LC研究所関係者にはしもやけ・あかぎれに悩む人が多い。「しもやけなんて昭和時代の遺物だと思っていた」と言われる時もあるが、手袋をしながら赤ペンを握っているスタッフもいる。

私はと言えば、手袋をして字を書くことはできない。が、パソコンを扱うときは薄い白手袋のうえに、指なしの厚手の手袋をしている。寒さに連れ状態は悪化、手袋のサイズがアップしてしまった。

仕事中の節電のしすぎか、はたまた職業病か。春がちょっぴり待ち遠しい1月である。

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キャリア・カウンセリング

「キャリア・カウンセリング」は、自分が働くうえで生じる実務上の問題の解決手段と考えるべきか、それとも自分の内面の葛藤(問題)の解消手段と考えるべきか。この用語の「キャリア」という語に着目するか、「カウンセリング」の一種と捉えるかでニュアンスが異なってくる。

両者が折り合うのは、自らが長期的なキャリアの形成を考える場合だけではないだろうか。そもそも前者は対物指向、後者は対人指向なのだから、解決に至るまでの手段(つまりカウンセリング)は全くの別ものにならざるを得ないと思う。

ひょっとしたら「キャリア・カウンセリング」は「愛らしく出血する」とか「優雅に嘔吐する」といったたぐいの、相当無理のある概念どうしの組み合わせかもしれない。

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社会人のための添削道場 其の壱

L.C.研究所に添削を頼みたいけど、財布か、あるいは時間の都合で自分で何とかしなければいけない方。はたまた、とにかく人に頼るのがキライな方。評価をする側はどういう点を見ているのか、何に注意しなければならないのか、あなただけにコッソリ教えます。できれば連載にしたいですね。



「書き出し」の意味

当研究所に「頼もう~」の客人の声。急いで門人Aが戸を開けると、原稿用紙を握りしめてたたずむ一人の姿が。名は「道場洋蔵」というらしい。どっかで聞いたような名だが、顔を見るなり血相を変えて迫ってきた。

洋蔵:「管理職論文試験の下書きを持ってきた、頼むから見てくれ!あと3日で本番なんだ」

門人A:「師匠は、今外出中です」

洋蔵:「あんたでもいい、とにかく見てくれよ、今年落ちると後がないんだ!」

「駆け込みで来るやつほど、本来じっくりと指導が必要なやつが多い」との田原師匠の言葉を思い出しながら、Aは原稿用紙に目を落とした。

洋蔵の原稿(書き出し)

テーマ「管理職としての役割」

 リーマンショック以来の米景気の落ち込み、また最近の円高やユーロ危機、あるいは安定しない原油価格など日本を取り巻く経済環境は厳しさを増している。こういった中で中国、インドなどの新興国は着実に経済成長を遂げる一方、日本の経済はGNPが*%である。また、昨年の大震災、長期的要因としては少子高齢化や就職難など、日本の内部にも明るい材料は見当たらないが、当社においても2年連続の赤字決算が続いている。この中で当社は、中期3カ年計画を策定し、本年度がその最終年度に当たる。そして、この難局を何とか打開するため、…

門人A:「洋蔵さんの会社って、業種は何なんですか」

洋蔵:「IT関連なんだ」

門人A:「円高や原油価格、新興国の勃興、少子化高齢化が、どう仕事に関係しているんですか?」

洋蔵:「…」

洋蔵は答えに窮し、背を向けて帰って行ってしまった。論文の書き出しは、俳句ではない。経済に関係した「季語」をとりあえず並べたらいいわけじゃないのだ(俳句だってそうじゃないが)。あくまでも自分の書きたい「主張」を良く理解してもらうための、状況説明でなくてはならない。

本日の門前払い

聞きかじりの経済情勢の知識で、とりあえず字数を稼ぐ輩(やから)道場

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あけましておめでとうございます

門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし 一休禅師

めでたさも 中くらいなり おらが春 小林一茶

人間、朱夏(わからなければ辞書を引いてね)を過ぎると、年を経ることが素直に喜べなくなってくる。ユングだっただろうか、40歳を「人生の正午」と呼んだのは。「今日誕生日やねん」と周囲にアピールしなくなるのはこれよりもうちょっと前か。

確かに「人生の登り道」は、ときには胸を突く苦しさと共に、視界が開けていく楽しさ、登っていくことの喜びがあるように思う。では「下り道」は?これまた未知の世界、下りは下りの喜びがあると信じ、ゆるゆると下山を楽しみたい。

と殊勝なことを言ってみたが、永田町では50代は「若手議員」だもんね。ナベツネだって現役だし。悟りを開くのにはまだまだ早いかも知れない。

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