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archive : 2012 年 11 月

シューカツ解禁 秒読み前2

シューカツ生へのアドバイスの2回目「運の付け方」。前回の「シューカツ解禁 秒読み前1」をまだ読んでいない方は、先にそちらをどうぞ。

1.いらないものを捨てる

日頃きちんと整理整頓に励んでいる人はいい。だが、そうでない人は、就活が本格化する前に断・捨・離を決行しよう。いらないアプリやデータ、たまったメールはゴミ箱からもさっぱり削除、アドレス帳も整理すること。顔と名前が一致しない人のアドレスを取って置いても仕方ないんじゃないか。あと、学校の書類も不要なものは処分しよう。入学時にもらった部活勧誘のチラシなんか、後生大事においている人はいないかな?

就活中も身辺スッキリさっぱりを心がけよう。企業セミナーの予約もやりすぎると収拾がつかなくなる。「とりあえず」ならいっそやめておいたほうがいい。交通費と時間の無駄だ。予約にも自分なりの理由を持とう。

あと、活動中は外食の多さなどから、レシート類が普段より財布にたまりやすい。これは確実に運気を下げる。小遣い帳につけるなら付ける、捨てるなら捨てるでさっさと処分しよう。でも、活動費は総額どれぐらいかかったかぐらいは、最終的に把握しておこうね。

2.身の回りを好きなモノで固める

前回、「シューカツにかかる費用」のところで「スーツなんかはこれからも着られるものを」という話をしたね。スーツや靴(特に靴は自分の足型にあっていないと肩こりなんかの原因になるよ)などの大物だけでは不十分だ。手帳やスマホなどの身の回り品の色や感触にもこだわろう。

運気アップの色やグッズは占いに任せるとして、とにかく、パワーが感じられるものがいい。ちなみにマイブームの色は「プルシアン・ブルー(紺青)」、フェルメールの青である。何かいいことが起こりそうな気がする。就活は精神的にも、肉体的にもけっこうハードだ。ときには、モノから癒しとパワーをもらうことも大切だ。

あ、小物といえば、ハンカチのない学生が多いけど、持っておくほうがいいよ。WCのドアの前でエアータオルがわりに手を振り回しているところを人事に見られ、かなりはずかしい思いをした先輩らもいるぞ。傘も外出先でいちいち買うとゴミになっていくだけである。これを機に、ひとつ、そこそこのものを買っておこう。

3.背筋を伸ばしておく

これは肉体的にも、精神的にも大切な心がけだと思う。大学の就活セミナーなんかでは「あなたたちは選ばれる存在だと卑屈にならずに、ぎゃくに企業を選んでやるつもりで!」と励まされているでしょ?でも、現実はなかなかそうはいかない。やっぱり、向こうは買い手、こっちは商品。悲しいかな、ジロジロギロギロと選別される過程で、身を縮め顔色を伺ってしまうのだ。

でも考えてごらん、ちぢかんだセーターやしなびたみかんなんて買う気がする?上目づかいで怯えた様子のペットショップの子犬だって、連れて帰ってやろうとは思わないでしょ?それと同じ。商品だからこそシャキっと感を売り物にしないと。

就活本では「笑顔」とあるけど、あれは結構難しい。ここだけの話、ひきつって見とられん顔になっている学生の方が多い。口角を上げてしゃべるぐらいで十分だ。黙っている時はモナリザになったつもりで、口角を引き締めておくとよい。「話を聞くときは目を見ろ」というアドバイスも、ほとんどの日本人にとっては無茶である。相手の眉間にやわらかく視線を当てておくほうが、自分にとっても話し手にとってもラクなのだ。

その代わり、背筋だけは常に伸ばしておいて欲しい。立ってる時も座っている時も、背骨の上に頭を乗っけている感覚をもっておくことだ。チェックの方法?その場で振り返ってごらん。その時に、自分の肩のラインが上から眺められたらOKだ。体の前の方が目に入るのだったら、首が伸びて前に垂れている証拠だ。天に向かって背骨を伸ばし、顎を軽く引いておこう。電車に乗るときも、外を歩くときも、もちろん説明会や面接でも。


「プランド・ハプンスタンス(計画された偶然)」という言葉がある。「幸運にも~した」とよく言うけど、その幸運はその人がある意思を持ってその道を歩いていたからこその幸運が舞い込んだのだ、という考え方だ。このブログ「運のつけ方」をたまたま読んだことが、あなたのプランド・ハプンスタンスにつながることを私は願っている。

じゃあ、いってらっしゃい。大変な時にはメールをちょうだい。その時は微力ながらお手伝いするよ。

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シューカツ解禁 秒読み前1

12月1日の解禁日に向け、学生のみなさんへのアドバイスを2回に分けて書いてみたい。できるだけたくさんの人に見てもらいたいな。


まずはざっくりと、今から何が自分の身に起こるのか掴んでいただきたい。そのために必要なことは就活スケジュールを押さえる、活動に要する時間とカネを知っておく、心のモードの切り替え、である。

1.タイムスケジュールを押さえておく

就活の大きな流れは、基本的には、前年度までと変わらないはずだ。「2014」「就職」「スケジュール」でキーワード検索、何がしかの就活サイトでだいたいのスケジュールを確認してみよう。私のサイトにもあるので、よければどうぞ。

LC研究所ホームページ/就職支援サービス/お役立ちコーナー(学生編)/就職活動の概要

2.時間と懐具合の確認

活動の中身は大きくいって会社訪問(説明会+面接など)と仕込み(エントリーシート書き)だ。忙しさのピークはこの2つが重なるときで、一般的には男子が2~4月下旬女子が3~5月中旬だ。後期試験・レポートとも重なり、特に試験の遅い国公立の連中は大変である。うっかりこの時期バイトを入れたりするとエライ目にあう。周囲の理解を得て、調整しておくこと。

活動費は主にスーツや靴、カバンなどの消耗費交通・宿泊費などからなる。一般的には10万円を見ておけばよいだろう。ただし、リクルートスーツは「とりあえず」で買うと就職後使えないので、着て気分のいいものを選ぶことをお薦めする。

なお、今暮らしているところで就職をしないあなた(上京組、Uターン、Iターンなど)。要注意である。費用と活動に要する時間、ともに倍はかかる。蓄えを確認し、場合によってはラストの教育投資だとして、事前にスポンサー(親)に了承を得ておくことも必要だ。

3.就活モードへの切り替え

ホームページの就職活動の概要のコラムでも書いたけど、就活はかなり不条理なものである。透明性、公平性、納得性に非常に乏しく、合理的な人間にはおおよそ耐えられないと私は断言する。性格・成績の良いあなたが評価されず、愛想だけは良い、チャラ男やチャラ女が内定をゲットすることなんてザラだ。

でも仕方ない。所詮は世の中なんてそんなもんである。それを勉強する場だと割り切ってほしい。実際、相性、運、縁といったものが、シューカツのみならず人生の60%以上を左右するような気がする。

ということで、運の付け方について、次回述べたい。

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昭和は遠くなりにけり

「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人か当てて見せよう」とは、名著『美味礼讃』の言だ。食の嗜好や習慣はおいそれとは変わらない、という皮肉がちょっぴり交じっている。でも最近とみに思うのは、体から余分なものを排出することは、口から栄養を取り入れるのと同じぐらい、根深い習慣であるということだ。
 
みなさんは、「農家民宿」をご存じだろうか。要は、普通の農家が農村での暮らしのおすそ分けをするような感じでヨソ者を泊める、とでも言えばよいか。ともかく、ある青年がとある村での農家民宿にハマり、毎年同じシーズンにその家に来るようになった。受け入れ側の農家も、青年を息子のようにかわいがった。ところが、家人らは妙なことに気付いた。青年は、夜な夜なこっそり家を抜け出すのだ。

田舎の夜道のことだから、足元が定まらないほど暗い。もちろん、夜遊びできるような施設も近くにはない。不審に思って後をつけてみた。すると、懐中電灯一本を手にした青年は、道路の脇にある公衆便所に急行した。あとで聞くと、どうしても「和式便所」になじめなかったらしい。それを気兼ねから家人に言いだせなかったとのことだった。

緑に恵まれた環境、素朴でおいしい食事、あふれる人情…たったひとつ、なじめなかったのが「便所」だったのだ。といっても香り豊かに漂う「ぼっとん便所」ではない。近代的な浄化水槽式だ。しかし、平成生まれの彼には、「和式」自身が耐えがたい異文化だったのだろう。

ちなみに、学校の先生をしている知人によると、この手の現象は別に珍しいことではないようだ。和式の使い方がわからない生徒が多いので、使用方法を校舎の便所の壁に張り出す、また修学旅行でも和式の割合が大きい宿泊先はとりあえず避ける、というのが常識らしい。理屈からすれば、器具との接触が必ず生じる洋式への方に、生理的な抵抗感を持ちやすいと思うのだが。

「どんなトイレを好むか言ってみたまえ。君がいつ生まれたか当てて見せよう」-絶滅危惧種「和式」に対するほのかな郷愁に、昭和の遠さを実感するタハラであった。

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事件は現場で起こっている

11月17・18日に神戸で経営行動科学学会があった。その会場に向かう交通機関、学会に参加するらしい研究者たちの声が後部座席から聞こえてきた。

「焦点がずれた質問ってときどきありませんか。この間の研究発表の時はまいってしまって」
「どんな?」
「中小企業のオヤジさんたちが結構来てて、手を挙げて聞いてくるんですよね。うちはこんな状態なんだけど、どうしたらいいんだって。教えてくれって。ボクの研究とは全然方向が違うんですよ、それって」
「わかるよ、それ」

2人は声をあわせて笑った。

私は振り向いてこうどなるべきだっただろうか。
「問題は現場で起こっているんだ!」

それとも、こう皮肉るべきだっただろうか。
「するってーと、オマエさま方の研究は、一文の市場価値もないってことなんだね?」

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想像力

研修やらコンサルもどきの仕事をしてはや10年ぐらい。最近思う。人間に一番大切なのは、想像力ではないかと。

人生は一回きり、おまけに一方通行である。だから自分のこと、今までに起こったことはある程度確信を持って語ることができる。だが、他人のこと、これからのことは想像するしかない。顧客のことは、顧客が喜ぶ顔を思い浮かべる、問題を解決するには、それがなくなってほっとする人々を思い描く。そうしたゴールに向かって、どうすればよいか、頭を振り絞ることから全てはスタートする。

「他人のことは、悪魔でもワカラナイ」とはスペインのことわざだ。そりゃそうだろう、知恵や知識だけで他人は推し量れない。そして、全知全能の神様に想像力は必要がない。

想像力は人間にだけに恵まれた能力である。

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勘違い?キャリアプラン

私の子どもの通う高校(いわゆる中堅校に属する)の話である。進路選びの基準に変化が見られるという。

ひとつが、専門学校に進学を希望する学生が増えたということ。特に、短大の志願者は確実に減っているようだ。世間で喧伝されている大卒の就職状況の厳しさが、親子ともどもの耳に入っているのだろう。就職に有利とされる医療系、福祉系が人気のようである。と、ここまでは当たり前。

もうひとつが、できるだけ偏差値の高い大学に入ろうとする生徒が目につく、ということだ。「それも当たり前やん。昔から、行けそうな中で一番偏差値の高いとこみんな選んでるし」という反応が返ってきそうだが、選ぶ理由のニュアンスが若干違ってきている。以前ならば、(できるだけ)有名大学→(できるだけ)有名企業というストレートな指向だった。が、今は「シューカツに苦労しないように」だ。この微妙な違いがお分かりいただけるだろうか。

この選択には、親世代の考えが色濃く反映されているらしい。ネームバリューにこだわるあまり、とうてい手が届きそうにない学力の大学に固執するケースも少なからずあるとのことだ。進路指導をする側が志望を下げるようアドバイスをしても、「でも、この学校だったら就職できない」とガンとして拒むらしい。確かに、金欲しさに学生を集めているようなレベルの大学であれば、行かないほうがましとも言えるのだが。

ただ、もう「競歩」の時代ではないと個人的には感じている。つまり、同方向に歩いている中で、一歩でも先んじる人間が優れているという考え方には、綻びがでてきているように思えるのだ。むしろ、学生時代に支障のない範囲で楽しく道草を食い、どれだけユニークなお土産を背負って企業の門戸に立てるかが勝負ではないか。

自分の家庭のことは棚上げし、いろいろな思いを巡らすタハラであった。

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今からわが社の夢と希望の話をしよう

とある会社のハナシ。トップからの「わが社のミッションを浸透させたい」という熱い思いを受けて、管理職を対象に、外部のコンサルタントを迎えてのファシリテーション型研修が始まった。

長期間にわたる研修に、忙しい業務をぬって参加する管理職たち。第1回「ミッションの解釈」、第2回「現場への展開」、第3回「エクササイズ(大運動会)」…など、議論を闘わせたり、行事を通じて一体感を養ったりすることによって、組織としてのベクトルが徐々にそろいはじめたように見えた。

そして、第n回を迎えた。議論のテーマは「夢と希望を語ろう」だ。ところがその日に限って参加者数が通例の1/10程度に激減、そしてかろうじて出てきた面々の口からでてきたのは夢と希望ではなく、なぜ語れないかという「言い訳」だったらしい。現場でお先真っ暗な現実と向き合っているせいか、単に人前で恥をかきたくないだけなのか。

でも、管理職が夢と希望を語らずして、これからどうやって会社をになっていくつもりなんだ?そんな弱腰で後進が育てられるのか?大丈夫かい?

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