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archive : 2012 年 12 月

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親孝行キャリア

最近、学生(主にシューカツ生)さんの言うことやら書いたものやらに「親を安心させたい」とか「親に恩返ししたい」とかいう言葉がやたら目立つ。

登場したのは3、4年前ぐらいか。最初でこそ、親目線で「なんと孝行な子がいることよ」と感心していたが、数が増えるにつれ、だんだん気味が悪くなってきた。自分の若いころには、そんな考えはこれっぽっちも浮かばなかったからである。「笑顔」「ありがとうの一言が」という類の、学生さんなりのシューカツ用決め言葉かなぁ、と尋ねると、どうも違う。真剣にそう思っているようだ。

私なりに考えると、理由は2つある。ひとつは、経済的にタイトな家庭が増えてきたこと。なんでもデフレのこのご時世に、授業料だけは変わらない。国公立大学に至っては、みなさんが生まれた頃の約1.5倍になっている。スポンサーの意向が気になるところだろう。

もうひとつは、親子の距離が近くなっているのではないか。昔は、思春期以降口もきかないという話をよく聞いたが、最近は男子でも普段から親とよく話をしているようだ。以前より家族の「絆」が強まっているのかもしれない。

ただ、同世代の子どもがいる立場からもひとこと言っておくと、本気で親に恩義を感じる必要はないんだよ。子育てなんて一種の暇つぶし。人生は長いから、親にとっちゃ心配も娯楽のタネみたいなもんで、老け防止にちょうどいい。誰も恩返しなんて期待していない。

それよりも、もっと自分自身に敏感になった方がいい。自分を押し殺して、親が期待する方向に無理やり顔を向けてはいまいか。例えば「公務員」、前にも言ったけど国の借金が900兆円以上(国+地方債残高)もある現在、超赤字企業に就職するのも同然である。どう見たって安定は期待できない。また注目されている業界、例えば医療・介護関係の中でも、本当に自分に合った(イヤでない)職種を見つけたうえで志望先として考えているんだろうか。

自分の人生を生きていくのは自分自身だ。親が責任を取ってくれるわけじゃない。「絆」も結構だが、とらわれ過ぎると「しがらみ」になってしまう。あくまでも自分が主役であることをわすれずに。

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ホワイト・クリスマス

昨日は24日でクリスマス休暇のため、ブログの更新は今日になった。と言い訳しつつも、本当のクリスマスは今日である。サンタさんだってまだ仕事の真っ最中で、25日午後12時現在、南米上空を通過中だ。その様子がNOARD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)からの実況映像で配信されている。日本上空はすでに昨夜通過、プレゼントの配布を終えたのこと。

その日本は目下、冬らしく寒波の中にある。でも「ホワイト・クリスマスが期待できそう」というTVキー局のアナウンサーには、若干の違和感を覚えてしまう。10年前、新潟県魚沼郡中里村の「雪国はつらつ条例」が、とある教科書に「雪国はつらいよ条例」と誤記されて話題になったが、雪国の人にとっては、つらい雪なのではないか。

特に年配の方は、寒さ本番を迎える中、無理をなさらず。というのは無理な注文だと思いつつ、くれぐれもご自愛の上過ごされることを願いたい(サンタさんも含めて)。

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哲学するココロ

今年もあと残りちょっとになった12月19日、本間正人先生の『プチ哲学セミナー 認定ファシリテータ養成講座』に参加した。

「なに、哲学?そんなことしてなにがうれしいねん」「それ、むっちゃ難しいんちゃうの」と思った方、そんなあなただからこそ「哲学」にうってつけなのだ。

20世紀までの日本では、困ったことが起こったときには、蓄積した知識をひっぱりだして、できるだけ「解」に近いものを当てはめて解決していた。たいがいのことは、アメリカなどの先進国からモデルを引っ張ってきたら、なんとかなったのではないか。だから、豊富な知識の中からに素早く解を見つけられる能力が重視され、そんな「賢い人」たちが官僚としてこの国を裁量した。

でも21世紀はそうじゃない。昔の「解」にこだわるから、失われた20年に突入しちゃったんだよね。今こそ、それぞれが人任せにせず、自分の頭を振り絞って解のない答えをつくっていかなければならないのだ。その考える力を養うのが哲学という行為だ。つまり、哲学は学ぶものではなく、「やってみる」ものなのだ。

そのうってつけの教材が「哲学してみる」という本だ。キュートなキャラクター達と共に、「外見VS存在(本質)」「理性VS情動」「自由VS必然(制約)」などの12のテーマが提示される。もちろん、正解なんてない。テーマから連想したこと、それにまつわる体験などを思いだし、心の中で静かに対話していくだけだ。セミナーではそれをいろんな人と語り合う。連想は広がり、体験は深められる。

あ、そうだ。これを論作文教室の事前課題にしたあと、みんなでディスカッションするセミナーなんてのはどうだろう。ロジカルシンキングとライティングのいいトレーニングになるぞ。

哲学するココロ
オスカー・ブルニフィエ (文)
ジャック・デプレ (イラスト)
藤田尊潮(訳)  村山保史 (監修・訳)

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HPとFacebook、Twitterの使い分け

Jimdo をご存じだろうか。HPなどのウェブサイトが簡単に作成できるツールだ(無料版あり)。わがLC研究所のHPもここのを利用して作っている。15日(土)、売上に貢献するWebサイトを作るためには、といううたい文句の「Jimdo Café神戸」に、特に目的を持たずにぶらりと出かけたのだった。でもそんなに長くない時間の中で、けっこうたくさんの気づきを得たぞ。

ナルホドと腑に落ちたことを(これ、なんで最近「腹に落ちた」っていう人が多いんだろうねぇ)ここでひとつだけ取り上げるとすると、HPとブログ、SNS(Facebook・Twitter)の3つの使い分けである。これをCafé主宰の(有)バックステージの河合さん、(有)AMRの近藤さんがわかりやすく説明してくれた。

まず、HPはリアル店舗の運営の心構えで望むべし、とのことだ。キーワードは「独自性」。だから、HP作成では、自分のウリが何かわかっていなければならない。飛び込みセールスをした切れ者営業パーソンが、自己紹介するときのセリフをイメージして考えるといいという。ふむふむ、これはエントリーシートを書くときにでも使えるよね。

それに対し、ブログとFacebook・Twitterの役割は情報の「拡散」だ。うちブログは、専門性・テクニックに関する情報を一方通行的に流すことに適している。他方、Facebook・Twitterのキーワードは「共感」。双方向性のメディアであるため、キャラクターや親近感が醸成しやすい。特に、Facebookは、ビジュアルに訴えつつ、ストーリーを紡ぐのが得意なメディアだという。

ほかにもいっぱいいい話があったが、長くなるのでまたの機会に。本日は河合さんが団長を務める躍心JapanHPの「拡散」をさせていただくにとどめてこう。どっとはらい。

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敬語のムズカシさ

これは最後の総選挙ネタ。先日、駅前で、かなりの人だかりがしていた。「××党△君応援演説会 ○○幹事長来る!」ののぼりを見て納得、せっかくなので御尊顔を拝もうとそこに留まった。ところが、予定到着時刻を過ぎても○○幹事長はなかなか到着しない。あせるウグイス嬢役のスタッフが、群衆を引き止めるためアナウンスをする。

さてクイズ。ここで彼女はどう言うべきなのか。正しいものを選んでいただきたい。

a.「○○幹事長がまもなく参ります。もうしばらくお待ちくださいませ」
b.「○○幹事長がまもなくご到着されます。もうしばらくお待ちくださいませ」

正解はa。幹事長がいかにエライ人であろうが、××党の立場としては身「内」である。だから「外」の人である聴衆に対しては尊敬語「されます」を使わず、来るの謙譲語(自分を下げる言葉)「参ります」を使う必要がある。また、「ご~」+「されます」は、この場合二重敬語になるという点でも好ましくない。

このように、ウチとソトとのなわばりを言葉の使い方で明示する、これが敬語の基本だ。

実際はどうだったかといえば、ウグイス嬢はb「ご到着されます」を連呼し、最後に応援される本人の△氏とともに「あっ、ただいま、ただいまお見えになりましたっ!皆様拍手でお迎えください!」と絶叫。こちらにサクラ役まで振ってきた。

どの人に最も敬意を払いたいか、たいへんよくわかる応援演説会であった。投票の参考にしようっと。

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ヒトと動物のモチベーションとの違い

ずいぶん前のこと。乗馬のレッスン中、犬が馬場に乱入するという事件が起きた。パピヨン?らしき超小型犬だったから、大きさや力からみれば、危険なのは犬の方である。ところが5頭ほどいた馬のほとんどはパニック状態になり、上に乗っかっている人間の存在すら忘れて我先に逃げ散ってしまった。さすが草食動物、と妙に感心した。

ところで、2012年9月のDIAMONDハーバードビジネスレビュー「内なる力を引き出す モチベーションという名の船の旅」(高橋潔)によると、ヒトのモチベーションには「喜」「悲」「恐」「怒」「驚」「嫌」の6種類があるらしい。

これらは、太古より「戦うか逃げるか」という決定を促すために、生物としての適応に必要な感情とのことだ。先ほどの馬を動かしていたのは「恐」「驚」「嫌」といった感情なのだろう。一方、肉食動物によくみられるのが「怒」である。怒り狂う犬に追いかけられたり、毛を逆立てたネコに引っかかれたりした経験をお持ちの方は多いはずだ。

では残りの「喜」「悲」はどうか。これを表情にハッキリ出せるのは、ヒト科の得意技であろう。とりわけ、「喜」を行動レベルのモチベーションにまで高められるのは、人間の特権であるような気がする。レビューでは『人間を動かすエンジンでは、D(前進)は1段ギアなのに、R(後進)は5段変速』としている。山本五十六ではないが、自発的なモチベーションではやっぱりホメられてなんぼ。あとはこれをどう方向づけ、持続させるかが課題になる。

余談だが、冒頭の話の続き。実は私も、その時馬に乗っていた。乗馬技術はつたないものの、肉食系本能が刺激され、一瞬「怒」のモチベーションが大きく働いた。「誰や、こんなとこに犬入れたんは!蹴散らしてくれる」と犬と笑っている飼い主の顔を見据えた。すると、大きく体をそらして逃げかけた馬が動きを止め、首を下げてそっちの方向に突進しかけたではないか。あわてて止めたが、これにはビックリした。こんな臆病な動物が、矢や鉄砲やら飛んでくる中、けなげに戦うわけがよくわかった。

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シューカツと総選挙2

今日は総選挙ネタを避けようと思っていたけど、気づいたことがあったのでやっぱりこのネタで。

今朝、ラジオで政見放送をやっていたのは知っている?あれは、2重の意味で聞いておいた(TVならば見ておいた)ほうがいい。12/16の投票のときの参考になるという理由のほか、シューカツでの自己PRと志望動機の関係を考える上で、とてもいいサンプルになるのだ。

政見放送の構成はだいたいこうだ。まず、政党の代表者らがしゃべる。持ち時間は各2、3分。ちなみに、1分間で話せる量は400字原稿用紙1枚程度(これ知っておくと面接で便利なので、覚えといてね)。なので、その気になれば、かなりの具体的内容にまで言及できる。続いて、地元の候補者が順々に喋っていく。各人数十秒といったところか。そして、最後に代表者らの掛け合い漫才みたいなQ&Aで終わる。

みなさんに注目して欲しいのは、特に地元の候補者の部分だ。たいていは、「○○でございますっ!全力で頑張らさせていただきますっ!(ヘンな敬語だ)」といった選挙カー的連呼で終わっている。ときどき、こんな奴もいる。「県会で3年務めさせていただき、県道○○号線の整備に尽力いたしましたッ」。

あれ、笑い声が聞こえたね。なに、「そのまま県会で仕事をしておけ」って?そう、国会に打って出ようというのに、地元の道路云々という業績をアピールしても仕方ないよね?「こういう志を持っているから、国政では具体的に××に取り組みたい」を前面に出すべきだよね。

でも、過去シューカツに臨んだ先輩たちも、似たようなスカタンなPRをしてきたのをよく見てきたよ。さっきの県議と同様、そのままアルバイトで仕事しとけ、と突っ込まれそうな「アルバイト先の店長にリーダーを任されました」とか「小学校の時に習字で県内で××賞をとりました」といった賞味期限切れのものとか。

総選挙でもシューカツで、一番大切なのは、「今から何をしたいと考えているのか=志望動機」だ。そうだな、先ほどの議員さんのたとえで言えば、「私は全国の道路網の整備を政治課題としてとりくみたい。それが日本の活力を増す最善の手段と考えるからだ。それには道路行政に実績のある私がうってつけだ」だと説得力があるよね。

このように、自己PR(紹介)は、基本的に志望動機のうらづけ(根拠)なのだと考えたほうがいい。

そういう視点で、いっぺん政見放送を聞いて(見て)ごらん。やっちゃいけない例、マネしたい例が満載だ。本当に参考になるよ。

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シューカツと総選挙

12月1日の新卒向け就職活動の解禁に合わせるように、選挙の公示(だか告示だか)もあと1日に迫った。こちらといえば、当選回数2ケタを超える議員先生、はたまたTVに出ずっぱりのタレント・スポーツ選手や苗字にデジャヴ感のある2世らなど、フレッシュさに乏しい顔ぶれである。年齢的には「2こぶラクダ」といった印象で、平均を取ったら50代後半ぐらいだろうか。

一方、投票するほうの平均年齢は、11/30アエラBLOGOによると、前回の参院選で57歳らしい。ちなみに日本人の平均年齢が45歳だから、出馬するほうも馬券を買う…いや投票するほうも高齢者なのだ。おまけに地方と大都市の一票の格差は是正されないままだから、地方に住む高齢者の一票はまさに黄金の値打ちがある。まさに高齢者のための、高齢者による、高齢者社会だ。

そこで立候補者の方、特に当選十数回の後期高齢者に属する方々に言いたい。未だリクルートスーツで職が決まらずに寒い街をうろうろしている若い人たちに、あなた方の職を譲ってやってくれないかな。たとえ4年の契約任期とはいえ、経験不問、交通費全額支給、いつでも休めて年間出席日数1/3未満なんて当たり前。おまけに冷暖房完備、私語・立ち歩き・居眠りOK、その気になれば人脈づくりもできます、なんておいしい職場はめったにないんだから。

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