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論理と情理

先週のブログに載せたアリストテレスの説得術(正確には`弁論術’だが)について、もうちょっと詳しく述べたい。

 1.論理的説明によるもの(論証)
 2.語り手の品性・人柄によるもの(権威・美醜)
 3.聞き手の感情・情念に訴えるもの(憐れみ・同情)

1がいわゆる理屈で、相手の「頭」に働きかけるのに対し、2.3が好悪などの嗜好や情、いわば「ハート」に訴え説得力アップをたくらむ作戦である。

2はちょっとわかりにくいかもしれない。が、あやしげなサプリメントに「××大学医学博士推薦!」などの肩書が強調されるのはなぜか、またニュースの媒介者であるはずの女子アナにやたら可愛いのが起用されているのはなぜか、を考えていただければすぐピンとくると思う。

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」。

「理(智)」は人生に必要不可欠なものだ。しかし「理」だけでは人の世を動かすことはできない。漱石の嘆息を裏返せば、「理」と「情」とのあいだのバランスをうまくとることが、世の中という暴れ川をうまく下っていくコツと言えよう。

それを実感させるのが「尾木ママ」である。

★「子育ちは自分育てです」 早稲田大学大学院教育学研究科客員教授、教育評論家 尾木直樹氏

★「結局、子どもって勝手に育つのね。いっしょに自分も成長できるのがすごくイイ❤」尾木ママより

子育てに悩むお母さんにたちは、どちらの呼びかけに、より共感を覚えるのか。わかるわよねぇ~♪

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