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自己PRと志望動機が意味するもの

添削シーズンが始まった。自分のところ主催のもの、他の業者さんから頼まれたものなど、多いときは一日十数枚書き上げなきゃならない。たかが十数枚と言うなかれ。例えば400字の自己PRについて少なくとも600字はコメントしているのだ。多いスタッフだと1000字以上書くこともある。文章スタイルからその人の性格を類推し、とにかく判りやすく書くように心を砕く。下書きはしているのだが、気に入らなくてもう一度表現を考えたりもする。さらにこれと向き合っている間は一切飲み物は禁止。コーヒーのシミなんかつけちゃあ一大事だ。

そんな中、最近減ったものの、ときどき「自己PR」と「志望動機」との書き分けができていないケースを見る。どうして自己PRで書いたことを志望動機で繰り返すんだろう。わざわざ設問も、記入欄も分けているのに。逆に自己PRで描いた人格と、志望動機で訴える強みが乖離(かいり)している例も見受けられる。

ここでハッキリさせておきたいのは、自己PRとは「現在(に至るまで)の自分を語ること」であり、志望動機とは「未来の自分像を描くこと」だということ。過去の業績,あるいはそこから類推される可能性がいかに素晴らしかろうとも、志望動機というビジョンがなければ期待できない。まるで不況にあえぐどっかの国だ。翻っていかに素晴らしい未来を語ろうと、過去というベースが脆弱であればその人への信頼は揺らぐ。軸足をどちらに置くかはその人の自由だが、両方を踏まえないとしっかりと立つことはできないのだ。この当たり前のことをもう一度認識してもらい、少しでも赤ペンのインクの減り具合を少なくして欲しいと切に願っている。

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category :    シューカツへの応援歌  comment : × track back : 0