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自己表現と情報伝達

先日、やっと「早大院生と考えた文章がうまくなる13の秘訣」を読み終えた。

この本は、大学の図書館「卒論作成コーナー」で見つけたものだ。そんな目的ー実用文の文章力即アップを目指すノウハウ本としての機能ーを期待すると、ちょっとハズレかもしれない。でも、ワンランクアップ上のブログを書きたい人、好きな作家の魅力って何なのか自分では分かんないだけど、といった人にはちょうどよいと思う。

面白いと思った箇所を一つ挙げる。それは「文章には自己表現のためのものと情報伝達を目的にしたものとの2種類がある」というくだりだ。これでエントリーシートを書くのがなぜ大変なのか、うまく説明できるような気がした。要はこの2つを同時に、バランス良く行なわなければならないからだ。

「バイト当初は、汚れた皿の山に茫然自失。しかし、修練は人を磨く。やがて、鼻歌交じりで片づける術を身に付けた」「私の得意技は10分間に100枚の皿を洗うことですっ。その機敏さは誰にも負けません」、どちらも暑苦しい。自己表現ー主観と情報伝達ー客観のバランスをとることは、文章を書き慣れた人にとっても非常に難しい業だ。社会に出る前にせいぜい苦労して、文章力アップの糧としてほしい。

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category :    文章力アップをめざす  comment : × track back : 0