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ウェルフェア・リングイスティクス

「ウェルフェア・リングイスティクス」、早口言葉にすると2回ぐらい舌をかみそうな言葉だ。「研究の目的及び結果が、言語社会を構成している人々の幸せに寄与する言語研究」という意味だが、ぴったりした日本語訳が難しい。直訳すれば「福祉言語学」だが、「公益言語学」とか「みんな仲良く幸せに生活するための言語学」といった方がいいかもしれない。

昨日、龍谷大学であった「ウェルフェア・リングイスティクス」のラウンドテーブル(研究発表会)に足を運んだ。手話、医療や介護の場面でのやりとり、震災のためのやさしい日本語、裁判員評議での課題など、日常生活でのいろんなコミュニケーション上の問題がとりあげられていた。

出席者の顔ぶれは、私のような民間人は皆無で「言語のプロ」な方ばかりだった。ドアを開けて会場に入り込んで、しばらくはかなりのアウェー感を覚えものの、いざ発表がはじまると率直な意見が飛び交う、とても和やかな雰囲気になじめた。

最後に、「異業種との出会いを大切に、みなさん、自分の専門とする言語学の見地から、社会に貢献していこうではありませんか」という呼びかけがあった。アタマとココロに刺激を受けた、とてもいい一日を過ごせた気がした。

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