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社会人のための添削道場 其の弐

久々の添削道場、閉門していないぞ!


ビジネス用語の意味

当研究所に「頼もう~」の客人の声。急いで門人Bが戸を開けると、原稿用紙を握りしめてたたずむ一人の姿が。名は「ルー小柴」というらしい。どっかで聞いたような名だが、顔を見るなり口を開いて懇願する。

小柴:「スミマセン。あと1カ月後で昇進テストなんですが、田原師匠は?」

門人B:「ただいま休憩時間中で不在です。すぐに呼びもどしますのでお待ちください。まずは控えの間に」

小柴:「あんたでもいい、ラフ原稿なので。その指摘をもらってからリライトして出直します」

師匠不在の非礼を詫びつつ、Bは原稿用紙に目を落とした。

小柴の原稿(書き出しと終わりの抜粋)

テーマ「職場のリーダーの役割」
 ここ数年、グローバルスタンダードの考え方が浸透してきたことから、当社でもコンプライアンスが注目されている。これは、全てのステークホルダーに関し、CSRが問われているものだ。当部門プロジェクトについても、製造過程のPDCAサイクルにおいて、真のリスクマネジメントを考慮しなければならない。・・・このためには、やはり部門間のコミュニケーションがポイントであると思量する。よってクロスファンクショナルな考え方を取り入れ、全ての従業員がコミットメントする、そんなマネジメントリーダーを目指したい。

門人B:「小柴さんって、日本人ですか」

小柴:「生粋のジャパニーズだ」

門人B:「どうしてこんなに、横文字が多いんですかね。『部門間のコミュニケーション』って、具体的にどういう行為や関わり方を指すんですか?」

小柴:「…」

小柴は答えに窮し、肩を落として帰って行ってしまった。論文は、巷のコンサルタントのように、知りうる限りのビジネス用語をちりばめればいいものではない(全部のコンサルがそうではないが)。あくまでも意味をよく理解し、適材適所で使わねば、オウムやインコの繰り返しと変わりない。

本日の門前払い

ビジネス用語を並べれば、事足りると信じている輩(やから) 道場

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